|特定非営利活動法人江東国際交流協会 (IAK) 日本語学習支援 生活支援 やさしい日本語

イベントevent

IAK会員インタビューその3 : 桜さん

IAK会員インタビューその3 : 桜さん

インタビューされた人: 桜さん、女性


Q: IAKに参加したきっかけは?

 子どもが通う小学校で、外国につながりのある子がたくさんいると聞いていたんです。言葉も生活環境も違う日本で生活するのは、お子さんだけでなく、その親御さんたちも大変だろうなと思っていました。それから『何か自分に手伝えることは無いかな』と考えるようになったのですが、そういった団体を一から作り上げることはハードルが高いと思い、ネットですでに活動をしている場所はないか探していたところ、LVC(IAKの以前の名称)の活動を見つけました。

多文化共生・開発教育の興味が、ボランティアへ繋がった

 ボランテアは、学生の時に少し経験がありましたが社会人になってからは時間もなく遠ざかっていました。仕事をやめたタイミングで時間が出来たので、学生時代に受験しなかった日本語教育能力試験の勉強やボランティアの活動を始めようと思いました。多文化共生や開発教育などに興味があったので、日本語支援ができるボランティア団体を探しました。

高校時代はカナダへ留学、社会人になってからは国際協力の仕事へ

  高校3年生のとき、カナダに1年間留学していました。日本語教師になりたかったので、まず自分が言葉を教えてもらう立場になろうと考え、留学したんです。社会人になってからは国際協力の仕事をしていました。海外から研修生や留学生を招き、日本で学んでもらう機会を作るお仕事をしていました。

IAKに参加し、子どもたちの吸収の速さに驚いた

 最初に教えていた子は、ある程度日本語の読み書きができる子だったので、超入門のクラスに比べると大変と感じることはありませんでした。子どもたちの吸収が本当に早くて驚きました。毎日学校で日本語を使うことの影響は大きいと思います。私たちの団体が教えられるのは子ども一人につき週1時間だけですが、子どもたちに安心感を与えられる場所でありたいと思います。

Q: IAKの活動について

 子どもたちへ日本語を教える以外に、大人の日本語も少しやりました。あとは、MJSP(武蔵野大学主催の留学生との交流事業)にも参加しました。あと、これはIAK自体の活動ではないのですが、外国籍の方が多く住まれている集合住宅で、住民の方々と交流を進める市民活動に顔を出させてもらって、地域住民として多文化交流を促進する取り組みにも参加しています。

Q: コロナが落ち着いたらやってみたいこと

 今、大学院で臨床心理学を学んでいます。日本に住む外国籍の子どもたちにとっては日本の文化と家庭の文化が違うので、アイデンティティに悩むこともあると思います。心理的な支援もできれば良いなと思っています。

IAKはフラットな関係の組織で、柔軟な姿勢で意見を言い合えます

 IAKは、フラットな関係の組織だなと思っています。上下関係が無く、色々なバックグランドを持ってる人たちがたくさんいるんですよ。また、年齢層も広いけど、皆さんすごく柔軟な姿勢で、なんでも意見を言い合えるんです。とても入りやすい組織だと思うので、ぜひ一緒にボランティアしましょう!

私たちの活動にご参加ください

私たちの活動に興味のある方、質問のある方、支援の必要な方、お問い合わせフォームから ご連絡ください。詳細をお話しします。

外国人の方へ

問い合わせフォームは、日本語でなくても大丈夫です。あなたの使いやすいことばで書いてください。 私たちは中国語、英語、韓国語がわかります。そのほかのことばでも機械で翻訳してお答えします。

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